お子様の口腔内を傷つける
リスクを軽減する
ラバーダム防湿
当院では、お子様の安全を最優先に考え、ラバーダム防湿法を用いて治療を行っています。ラバーダムとは、手のひらサイズの薄いゴム膜で、治療する歯だけをお口の中に露出させ、他の歯や粘膜を覆うことで治療部分を隔離する方法です。この方法により、薬剤や細菌が周囲に付着するのを防ぎ、より安全で正確な治療を実現します。
「ラバーダム防湿」を
使用するメリット
唾液の侵入を防ぐ
お子様は大人に比べて唾液の量が多く、治療中に唾液が歯に流れ込むと詰め物や被せ物が定着しにくくなる可能性があります。ラバーダムを使用することで歯を乾燥した状態に保ち、治療の成功率を高め、再治療のリスクを軽減します。
治療中の安全性を確保
歯を削る機械などを使用する歯科治療では、舌や粘膜を傷つけてしまう恐れがあります。ラバーダムはこれらをしっかり隔離するため、お子様が急に動いても安全な治療環境を保つことができます。
短時間で正確な
治療ができる
お子様が治療中に集中力を保つのは難しいため、短時間で正確な治療が求められます。ラバーダムを使用することで治療環境が整い、治療をスムーズに進めることができます。
「ラバーダム防湿」の
デメリット
ラバーダムはゴム製のシートであるため、ゴムのアレルギー(ラテックスアレルギー)がある方には使用できません。また、口全体を覆うため、鼻呼吸ができない場合には息苦しさを感じることがあります。