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舌の位置と歯並びの関係

早期に口呼吸を鼻呼吸に改善しましょう!

口呼吸は、お口の健康だけでなく全身の健康にも悪影響を及ぼします。口呼吸を続けていると、口内が乾燥して唾液の防御機構が働かず、むし歯や歯周病のリスクが高まります。さらに、鼻にはウイルスや細菌、アレルゲンの侵入を防ぐ防御機構がありますが、口呼吸ではその機能が活かされません。これにより風邪やアレルギー症状が発生しやすくなります。また、呼吸は糖尿病などの生活習慣病にも関連があると報告されており、正しい鼻呼吸を取り戻すことが全身の健康維持にとって重要です。正しい呼吸習慣を身につけ、お口と体の健康を守りましょう。

お子様の舌は正しい位置になっていますか?

舌の位置が適切であることは、歯並びや発音、健康維持にとって非常に重要です。正常な舌の位置は、舌が上顎(口蓋)にぴったりとついている状態です。しかし、口呼吸などの悪い癖があると舌が低い位置に下がり、「低位舌」と呼ばれる状態になります。 低位舌になると、舌の筋力が低下し、舌の動きが悪くなることで、発音や滑舌に影響を及ぼします。さらに、舌の位置が歯並びにも影響を与えるため、早期の改善が必要です。

「低位舌」は歯並びを乱す原因になります

歯の位置は、歯列内側にある舌と歯列外側にある頬や唇の圧力のバランスによって決まります。舌の位置が低い「低位舌」の場合、上顎(口蓋)に舌の力がかからず、外側からの頬や唇の力だけが歯列に影響を与えます。このため、上顎が狭くなり、V字型の歯列や乱れた歯並びが形成されることがあります。 また、舌の位置が低いことで力が不均等にかかり、上顎前突(出っ歯)、下顎前突(受け口)、開咬(上下の歯が噛み合わない状態)などを引き起こすこともあります。 舌や唇、頬が歯列に与える力は小さいものの、毎日の積み重ねで歯の位置を動かしてしまうほどの影響を与えるため、正しい舌の位置を保つことが重要です。低位舌の改善や舌の筋力トレーニングを取り入れることで、歯並びや発音のトラブルを予防し、健康的な口腔環境を保つことが可能になります。

MFTで正しい呼吸と舌の位置を身に付けましょう!

プレオルソを用いたお口周りの筋肉トレーニング

MFT(口腔筋機能療法)を実施することで、舌や口周り(唇や頬など)の筋肉が強化されます。口回りを鍛えると、舌を正しい位置に保つことがしやすくなります。 さらに、食べ物を飲み込む際の正しい方法を学ぶことにより、舌の悪い癖を改善する習慣が身につきます。 MFTは特に10歳前後の成長過程にあるお子様に対して大きな効果を発揮します。強い舌癖がある場合、矯正治療を行っても後戻りしやすいです。青葉台リオ歯科・矯正歯科では、矯正治療と併せてMFTを行うことをおすすめする場合があります。

プレオルソ

小児予防矯正